【ギャラリー展】紙から本ができるまで展2019 ~中居裕恭×森山大道×町口覚×三菱製紙八戸工場~
会期終了いたしました。みなさまのご来場誠にありがとうございました。
このたび八戸ブックセンターでは「紙から本ができるまで展2019」を開催します。
八戸市出身の写真家・中居裕恭さんと、その早すぎる死を惜しんだ森山大道さんの競演(デュオ)を軸に、物質(モノ)としての紙や本を、五感を総動員して体感していただくサウンドインスタレーションを展開します。
ふだん目にふれることのない木材チップや、製紙工場や印刷工場、製本工場などの現場でレコーディングされた機械音を媒介に、文字どおり〝紙から本ができるまで〞のプロセスを凝縮した空間をお楽しみください。
■ギャラリー展「紙から本ができるまで展2019 ~中居裕恭×森山大道×町口覚×三菱製紙八戸工場~」
期間:令和元年7月31日(水)~令和元年11月4日(月)
場所:八戸ブックセンター ギャラリー
入場料:無料
主催:八戸ブックセンター
協力:中居道恵、森山想平(森山大道写真財団)、三菱製紙八戸工場、株式会社ライブアートブックス、株式会社渋谷文泉閣、松村孝宏(NUMABOOKS)、笹目浩之、大城譲司
■紙から本ができるまで展2019オープニング記念トークイベント「紙から本ができたあと」終了しました
日時:令和元年7月31日(水) 14:00~ ※18:00〜に変更となりました
場所:八戸ブックセンター
ゲスト:町口覚さん、聞き手:大城譲司さん(ライター)
入場料:無料
ただし、原則ワンドリンク制とさせていただきます。入場時に八戸ブックセンターのカウンターでドリンクをご注文ください。
定員:20名
※定員になりしだい受付を終了させていただきます。
申込:このページ下部の専用フォームからお申し込みすることができます。また、八戸ブックセンターのカウンター、電話(0178-20-8368)でもご予約を承っております。
■八戸工場大学 第1回オープンキャンパス(第3回講義)八戸ブックセンター×八戸工場大学「紙づくり工場、三菱製紙」
台風19号の接近に伴う悪天候が予想されることから、イベントは中止いたします。
日時:令和元年10月12日(土)14:00〜
詳細:https://8book.jp/bookcenter/2472/
■紙から本ができるまで展2019関連企画「故・中居裕恭主宰 ギャラリー「北点」特別開放記念トークイベント」
台風19号の接近に伴う悪天候が予想されることから、イベントは中止いたします。
日時:令和元年10月13日(日)14:00〜
詳細:https://8book.jp/bookcenter/2558/
◆関連書籍「DUO 中居裕恭 森山大道」について
展示にあわせて刊行される『DUO 中居裕恭 森山大道』で使用した紙は、表紙から奥付にいたるまで、すべて三菱製紙八戸工場でつくられています。「100%八戸!」の気合いと、紙の本ならではの仕掛けを、ぜひとも手にとってお確かめください。紙と印刷、そして製本を知り尽くした造本の魔術師・町口覚さんによる渾身の1冊です。
「DUO 中居裕恭 森山大道」
写真:中居裕恭、森山大道
テキスト:大城譲司
編集+造本:町口覚
発行:bookshop M
価格:税込1,500円
判型:A5判
頁数:96 頁(写真点数36点)
製本:上製本デュオジャケット仕様
刊行日:令和元年7月31日
◆中居裕恭さんプロフィール
写真家。1955 年青森生まれ。八戸工業大学中退。上京し「WORK SHOP 写真学校」で学んだ後「CAMP」に参加。1980年頃から八戸を含む東北地方の撮影をはじめる。1988年ギャラリー「北点」を八戸市内に開設。2016 年急逝。写真集に『北斗の街 遡上の光景』『残りの花』『北点 North Point』など。
◆森山大道さんプロフィール
写真家。1938 年大阪生まれ。『にっぽん劇場写真帖』で日本 写真批評家協会新人賞受賞。ウィリアム・クラインとの二人展 「William Klein + Daido Moriyama」(テート・モダン)や「DAIDO TOKYO」(カルティエ現代美術財団)の開催、ハッセルブラッド国際 写真賞の受賞など世界的評価が高い。写真集多数。
◆町口覚さんプロフィール
造本家。1971年東京生まれ。デザイン事務所「マッチアンドカンパニー」主宰。森山大道や蜷川実花などの写真集、映画・演劇・展覧会のグラフィックデザイン、文芸書の装丁などを手がける。2005 年写真集レーベル「M」と販売会社「bookshop M」を設立し、2008 年以降は毎年「PARIS PHOTO」に出展している。
◆三菱製紙八戸工場について
操業開始は1967 年。震災や経済変動の荒波を乗り越え、国内有数の製紙工場として、また地域を支える地元産業として、半世紀以上にわたり良質な紙をつくりつづけてきた。近年は、企業間連携によるバイオマス発電事業への着手や家庭紙工場の新設など、未来を見すえた基盤強化を着実に進め、さらなる飛躍を目指している。