レポート・司修さんによるギャラリートーク「いいなぁ」
平成29年1月21日(土)に、八戸ブックセンターオープニング記念ギャラリー展示「司修と三浦哲郎」を記念して、司修さんに八戸へお越しいただき、ギャラリートークを開催いたしました。
会場には、三浦哲郎さんの小説に長く親しまれてきた方たちがお越しくださり、あたたかい雰囲気の中、イベントが始まりました。
三浦哲郎さんと深く親交のあった司さん。司さんは、三浦さんから、「大切な作品はあなたに装幀してもらいます」(『本の魔法』白水社 より)といわれるほど、信頼されていました。
トーク内では、三浦さんとの思い出のほか、小説「真夜中のサーカス」の一節をとりあげ、自分が雑談でした話をもとに、三浦さんが短篇小説に仕立て上げたというお話も披露してくださいました。
今回のギャラリートークのタイトル「いいなぁ」。
こちらについても、「「いいなぁ」という言葉で、そして「いいなぁ」と口にすることで、まわりが一変することがある」と、そして言葉と作品のつながりについて、そしてものの見方について、教えてくださいました。
展示は終了いたしましたが、司修先生の著作はもちろん、司先生が今回の展示を記念して制作してくださったオリジナルカバーをかけた「野」(講談社文庫)についても、八戸ブックセンター内でひきつづき販売しております。ぜひご覧ください。
参考
ギャラリー展示「司修と三浦哲郎」 https://8book.jp/bookcenter/215/
【司修と三浦哲郎】八戸ブックセンターオリジナルカバー版『野』 https://8book.jp/bookcenter/435/
【司修と三浦哲郎】ギャラリートーク「いいなぁ」 https://8book.jp/bookcenter/474/