【ギャラリー展】羽仁もと子生誕150年記念「羽仁もと子とわれらの研究室」
八戸ブックセンターではこのたび、羽仁もと子生誕150年記念展「羽仁もと子とわれらの研究室」を開催いたします。
日本初の女性記者として活躍した、八戸出身の羽仁もと子。
彼女自身が創刊し、著作の中で「われらの研究室」と呼んだ雑誌「婦人之友」は、今日まで読者とよりよい家庭生活を願いながら歩んできました。
生誕150年を記念し、彼女の功績を振り返る展示を開催します。
〈展示デザイン〉佐々木遊(asobis)
■ギャラリー展 羽仁もと子生誕150年記念展「羽仁もと子とわれらの研究室」
期間:令和5年12月2日(土)〜令和6年2月25日(日)
場所:八戸ブックセンター ギャラリー
入場料:無料
主催:八戸ブックセンター
協力:婦人之友社、全国友の会、自由学園、自由学園明日館、羽仁もと子記念館、八戸友の会、学校法人千葉学園(順不同)
◆プロフィール
羽仁もと子(はに・もとこ)
1873年(明治6年)に八戸・長横町の八戸藩士・松岡家の長女として誕生。
16歳のときに上京。24歳のときに報知新聞社に入社し、日本初の女性記者として活躍する。
28歳で同じ職場の羽仁吉一と結婚し、退職。
1903年(明治36年)に「婦人之友」の前身である「家庭之友」を創刊し、家庭環境改善に大きな役割を果たした。
1921年(大正10年)「思想しつつ、生活しつつ、祈りつつ」の理念のもと「自由学園」を創立し、今日まで多くの著名人を輩出している。1930年(昭和5年)には「婦人之友」の愛読者たちが「友の会」を結成し、今現在も全国各地でもと子の思想を具現化する活動を行っている。著作も数多く「羽仁もと子著作集」全21巻としてまとめられている。
1957年(昭和32年)、83歳で逝去。
◆羽仁もと子記念館
八戸の市街地を見渡す小高い丘に「羽仁もと子記念館・八戸友の家」があります。
館内には、もと子の歩んできた折々の写真・遺品等を展示し、希望者にはビデオ「羽仁もと子の生涯」-八戸視聴覚センター作成-をお見せします。
併設されている八戸友の家は、「良い家庭から良い社会をつくる」の志をもつ会員達が衣・食・住・家計・子どものことを学びあい、社会に働きかける拠点となることを願い活動しています。
所在地:青森県八戸市大字沢里字古宮35-3
TEL/FAX:0178-24-2232
入館料:無料
開館日:日、月、木曜日(10:00~15:00)※令和5年12月21日(木)〜令和6年1月10日(水)は休館となります。