本とともだちになろう! ~是川小学校「ブックトーク」レポート~
2017.07.19
スタッフnaoです。
今回のブログは、平成29年7月13日(木)に八戸市立是川小学校で行われたブックトークのようすをご紹介します!
八戸市では「マイブック推進事業」として、市内の小学校に通う児童のみなさんに、市内の書店で本を購入できる「マイブッククーポン」を配付しています。6月1日から8月31日のクーポン使用期間にあわせ、是川小学校でブックトークが行われました。
講師として、八戸工業高等専門学校教授の戸田山みどりさんと、八戸ブックセンタースタッフの森が登壇。
戸田山先生は今年「マイブッククーポン」とともに配られたおすすめ本リスト「本はともだち」の選書をしていて、八戸ブックセンターの森も、リスト制作のおてつだいをしました。
今回のブックトークは、このリスト「本はともだち」に掲載の本を中心に、低学年向け、中学年向け、高学年向けと、45分ずつ、それぞれの学年にあわせた本を紹介していきました。
いちばん多い人数だったのは、高学年。約80人ほどの児童のみなさんが集まりました。
この時間で紹介した本は…
①「グーテンベルクのふしぎな機械」ジェイムズ・ランフォード:作 あすなろ書房:刊
②「落語少年サダキチ」田中啓文:作 朝倉世界一:絵 福音館書店:刊
③「二分間の冒険」岡田淳:作 偕成社:刊
④「怪物はささやく」パトリック・ネス:作 あすなろ書房:刊
⑤「船乗りサッカレーの怖い話」クリス・プリーストリー:作 理論社:刊
⑥「おばあちゃんは大どろぼう?!」デイヴィット・ウォリアムズ:作 小学館:刊
⑦「河童のユウタの冒険 上・下」斎藤惇夫:作 金井田英津子:絵 福音館書店:刊
⑧「岬のマヨイガ」柏葉幸子:作 さいとうゆきこ:絵 講談社:刊
の8冊。
「落語少年サダキチ」は、ちょっとさえない男の子・忠志が、クラスのお楽しみ会で落語をしたことがきっかけで落語にはまっていくお話。ノリのいい関西弁の会話が楽しいお話で、はじめの部分を朗読すると、ところどころ笑い声が起こっていました。
また、「船乗りサッカレーの怖い話」は、海にまつわるふしぎな話を、船乗りが語る……というお話です。戸田山先生いわく、とにかく怖い本で、感動する部分は無し!怖い話が好き、という人もたくさんいて、みなさん興味津々でお話を聞いていました。
ブックトークの冒頭で、受け取ったリストをどこに置いたか覚えてない!という子もいましたが、お話を聞くことで、みなさんあたらしい本との出合いがあったようです。
読んだことのない本は図書館で探してみたい、という声も。クーポンは2,000円ぶんという限りもあるので、図書館も利用しながらぜひいろいろな本を読んでみてもらいたいです!