子どもたちに、よりよい読書環境を!~学校図書館関係レポートまとめ~

2017.06.15

これまでフェイスブックで紹介してきた学校図書館関係のレポート記事を、ブログにおひっこししました!

学校図書館をよりよくするために奮闘している、学校司書、コーディネーター、ボランティアのみなさんのがんばりを、ぜひご覧ください!

(それぞれの記事タイトルとともに表記している日付は、フェイスブックで公開した日です)

 

 

【本のまち八戸推進の事業紹介 学校司書の配置】(平成28年7月19日)

 

八戸市では、「八戸市ブックセンター」事業の他にも、本のまち八戸を目指してさまざまな事業に取り組んでいます。その一環として今年度からは学校図書館司書3名を配置し、市内10の小中学校に派遣しています。

今回は学校司書として江南小学校に派遣されている円子さんに司書の役割についてお話を伺いました。

学校司書のお仕事ですが、図書室の本の整理はもちろん、学校の先生や地域のボランティアさんらを繋ぐ役割もあります。なにかお手伝いをしたい!というボランティアさんたちに分担して作業をお願いして、図書室を整備しているそうです。

表紙が汚れたり破れたりしてしまった本をきれいに直してくれたのもボランティアさんの力。たくさんの人が関わって、図書室がきれいに整備されているんですね。

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室内に入ってすぐのテーブルには『精霊の守り人』シリーズが。テレビドラマになったのも記憶に新しいですね。

本を探しにきた子どもたちから、次にどの巻のおはなしが放送されるか聞かれることもあるそうです。わかりやすいように、それをおしらせするカードも貼ってありました。続きが気になって、原作本を読む子もいるんですね。

子どもたちが求めている情報を把握して、必要とされている本を手渡し、本を読むことを促す場所が学校のなかにあることは、とても意義のあることに思えます。

その一連の流れをつくるには、やはり学校司書さんの役割が不可欠だと感じた訪問でした。

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***

 

【学校図書館をすてきにする、”司書ではない”人たち】(平成28年10月7日)

 

以前、このフェイスブックページで学校司書配置の取り組みについてご紹介しましたが、学校司書の方以外にも、
学校図書館をよりよくしようとする人たちがいます。
今回は、図書館ボランティアの講習会と、田代小中学校の様子をレポートします。

 

学校図書館ボランティアの講習会が開かれるということで、会場の根城中学校を訪問しました。この講習会は市内の学校を巡回している学校司書と市立図書館職員が講師となり、ボランティアの方向けに図書館運営のノウハウを教えるものです。

この日の講習では学校図書館の現状とそれに対する対策、実際の事例など、理想的な図書館のイメージを交えてお話をされていました。

市内全校に学校司書が巡回することは難しいという現状のなか、ボランティアの方々に知識を深めていただくことがよりよい図書館づくりの鍵となりそうです。

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また、この日は来年3月に閉校する田代小中学校の学校図書館へも訪問しました。

田代小中学校へは学校司書は巡回していませんが、担当している先生が図書館の環境整備に熱心に取り組んでいて、利用しやすい図書館になっています。

おすすめ本を書いた掲示物を館内に貼ったり、南郷図書館から本を借りて並べるなど、より豊かな本との出会いをつくる工夫がたくさん見受けられました。

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ボランティア講習会では針金ハンガーを使用したブックスタンドの作り方の講習もあり、費用をかけずに、子どもたちに本をとってもらう工夫の一例として紹介されていました。

もしかすると、専門的な資格の有無に関わらず、田代小中学校のような事例も含めて学校図書館同士での情報交換などが行われることで良くなる部分も多くあるのではと思います。

こういった動きを紹介するために、八戸ブックセンターでも情報発信していければと思います。

 

***

 

【読書会「学校図書館を語ろう」レポート】(平成29年1月19日)

 

1月11日に、八戸ブックセンターの読書会ルームで「読書会・学校図書館を語ろう」が開催されました。

これは市内小中学校の地域密着型教育コーディネーター(学校ボランティアの取りまとめなどを行う。以下、”コーディネーター”)を対象とした読書会で、子どもにお薦めしたい本を「学校図書館にまつわるエピソード」とともに紹介しあい、それぞれの学校図書館の運営に活かそうという趣旨のものです。

 

読書会には、コーディネーターのほか、今年度から市内の小中学校へ巡回している学校司書3人と、会を主催した八戸市教育委員会教育指導課の担当者を含めた10人が参加しました。

 

お薦めの本の紹介は5分の持ち時間となっていましたが、それぞれ思い入れのある本を持ってきていることもあり、みなさん熱のこもった紹介をされていました。

本の紹介を聞いていくなかで、参加者それぞれが気づいたことをふせんに書き取っていきます。最後にそれらのふせんを、「学校図書館についての提案」、「学校図書館の企画展」、「学校図書館へ来る子どもたちへ伝えたいこと」の3つのジャンルに分けて、まとめとしていました。

児童向けの読みものや絵本のほか、大人向けとして出版された小説や自己啓発書など、多彩なジャンルの本が紹介され、さまざまな視点から新たな発見があったようです。

 

また、コーディネーターからは、日ごろ感じている疑問点・問題点などの質問があり、他校のコーディネーターが実践している方法や、経験の豊富な学校司書からのアドバイスなど、積極的な意見交換がなされました。

ここで得たアドバイスを「さっそく実践してみたい」という声もあり、学校図書館をよりよくするためのヒントが得られたようです。

 

感想を伝え合う読書会から発展し、伝え合ったことを学校図書館という現場で活かす読書会へ。

今後もこのような取り組みを応援していければと思います。

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