第5回ビブリオバトルin八戸決勝戦レポート

2018.11.26

スタッフnaoです。

平成30年11月17日にデーリー東北メディアホールで、第5回ビブリオバトルin八戸 決勝戦が行われました!今回のブログは当日のレポートです。

 

ビブリオバトルは5分で本を紹介し、2~3分の質疑応答を行ったあと、参加者の投票によってチャンプ本が決められます(ビブリオバトルin八戸独自のルールは、ページ下部のビブリオバトルin八戸のホームページに掲載されています)。

 

今年、高校生の部の出場者は過去最多の28人が参加!予選ではここから6名が選出され、決勝戦の前に6名から3名を選ぶファイナリスト決定戦が行われました。また、一般の部からは2名、大学生の部からは1名が出場。決勝戦では6人が発表を行いました。

 

決勝戦の前に川上健一さんの講演がありました。 『「作文が書けなかった」と「ラブレター」』を演題に、作家になろうと思ったときのエピソードなども語ってくださいました。

決勝戦1人目のバトラーは高校生の橋爪駿さん。「なくなりそうな世界のことば」(吉岡乾著/創元社刊)を紹介。

2人目も高校生の熊谷秀人さん。「そして、バトンは渡された」(瀬尾まいこ著/文藝春秋刊)を紹介。

3人目は一般の部B組の千田哲史さん。「西郷隆盛はなぜ犬を連れているのか」(仁科国男著/草思社刊)を紹介。

4人目は一般の部A組の井ノ上洋一さん。「オリバーくん」(ロバート・クラウス著/ほるぷ出版刊)を紹介。

5人目は高校生の角田実咲さん。「バッタを倒しにアフリカへ」(前野ウルド浩太郎著/光文社刊)を紹介。

6人目は大学生の中村健さん。「ミッキーマウス幸せを呼ぶ言葉」(アラン著/角川出版刊)を紹介。

 

今回チャンプ本に選ばれたのは……

大船渡から参加した高校生の熊谷秀人さんが紹介した「そして、バトンは渡された」(瀬尾まいこ著/文藝春秋)!

 

ていねいでわかりやすいあらすじ紹介とともに、物語終盤で登場人物が語った言葉を紹介した熊谷さん。熊谷さん自身が印象に残ったということでしたが、その本を読んでいない観覧者の方たちからも小さな感動の声が漏れるような、すてきなせりふでした。

ディスカッションタイムでは、好きな登場人物を聞かれ、その理由とともにおはなしし、優勝が決まったときも、他のファイナリストが紹介した本からも学びがあったという落ち着いたコメントをされていた熊谷さん。ていねいに言葉を選び、また、それを伝える話し方にも親しみがもてる雰囲気や説得力のある話し方をされる印象を受けました。

 

高校生が紹介した本がチャンプ本となるのは今回がはじめて。来年はまた大学生が挽回するのか、はたまた連続出場で経験を積んだ一般の部の出場者となるのか。今後の展開も楽しみです!

 

熊谷さん、おめでとうございます!

 

 

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