第8回東奥文学賞受賞作「盗まれる指先」。

作者の藤原雅人さんは八戸在住。八戸ブックセンターで市民作家登録もされているカンヅメブースユーザーで、この作品もカンヅメブース内で多くの部分が執筆されました。

「盗まれる指先」は遠隔医療の技術が格段に進化した2035年の青森県を舞台に、医学と倫理というテーマに鋭く切り込んだ意欲作です。

第8回東奥文学賞の選考委員である三浦雅士さん（文芸評論家）、川上未映子さん（小説家）に高く評価されたこの作品が生まれるまでの過程や、藤原さんがこれまでに深く影響を受けた小説などのお話を詳しくお伺いします。

小説がお好きな方や、執筆活動をしている方、ぜひお気軽にお越しください！

■パワープッシュ作品 　市民作家・藤原雅人さんトークイベント　「カンヅメブースのススメ」　第8回東奥文学賞受賞作「盗まれる指先」刊行記念　

日時：令和7年7月12日（土）14:00～

場所：八戸ブックセンター　読書会ルーム

ゲスト：藤原雅人さん（作家/八戸市民作家）

入場料：無料

定員：15名程度 

申込：このページ下部の専用フォームからお申し込みすることができます。
また、八戸ブックセンターのカウンター、電話（0178-20-8368）でもご予約を承っております。

主催：東奥日報社、八戸ブックセンター

◆八戸市民作家とは
八戸ブックセンターには執筆活動をするための部屋「カンヅメブース」があります。
小説やエッセイ、詩、短歌などジャンルは問いませんが、「出版したい」「発表したい」「応募したい」「誰かに読んでもらいたい」などといったことを目標にして執筆する方にご利用いただけるブースとなっており、この「カンヅメブース」の使用者登録をすると、八戸市民作家になることができます。

参考：カンヅメブース  https://8book.jp/information/booth/

◆ゲストプロフィール

藤原 雅人（ふじわら・まさと）

1986年生まれ。十和田市出身、八戸市在住。北海道大学水産学部卒。クリスチャン（カトリック）。大学在学中にロックバンド「吉六會（きちろくかい）」で作詞・作曲・ボーカルギターを担当。大学卒業後、複数の職業を経験しながら曲を作り、小説を書く。好きな作家は遠藤周作、平野啓一郎。好きなアーティストはBon Iver、Radiohead、syrup16g。

◆書誌情報

『盗まれる指先』

著者：藤原雅人
発行：東奥日報社
価格：880円（税込）
ISBN：978-4-88561-279-4
刊行日：令和7年5月23日

東奥日報「藤原さん（八戸）に東奥文学賞大賞贈呈」WEB記事　2025年2月15日付

東奥日報「東奥文学賞・藤原さんを選考委・三浦さん評価」WEB記事　2025年2月16日付

※八戸ブックセンター館内では、藤原さんによる選書棚「ひと棚」も展示中。

お申し込みフォーム
※申し込みイベント名の欄に「7/12 藤原雅人さんトーク」とご入力ください。