【アカデミック・トーク/アートを読む】山上新平展『KANON』開催記念トークイベント

 

イベントは終了しました。皆様のご来場誠にありがとうございました。

 

令和6727日(土)は、【アカデミック・トーク/アートを読む】山上新平展「KANON」開催記念トークイベント「あなたは人生の前に何を置きますか?〜人生の前に置いた写真と写真集〜」を開催します。

726日から、八戸市美術館で開催される「山上新平展「KANON」」。71日に出版された写真集「KANON」の発売を記念して開催される本展は、東京「POETIC SCAPE」での展示を皮切りに、八戸、福岡、京都、そしてパリと巡回します。

八戸市美術館での展示期間、写真家・山上新平さん、「KANON」を造本設計して出版した町口覚さんお招きし、トークイベントを開催いたします。


みなさまのご来場をお待ちしております。

 

町口覚さんからのコメント

2012年、山上新平が初めて写真を持ってぼくの目の前に現れました。あの日、あのとき、人生の前に写真を置いて生きている写真家が放つ独特の気配を山上から感受しました。そしていま、写真集『KANON』を造本して世に送り出すことは必然のことだったと思っています。

あなたは人生の前に何を置きますか?

随分と大袈裟なトークイベントのタイトルにしてしまいましたが、当日は山上の展示作品と触れ合いながら写真と写真集の(楽しい!)お話しができればと思っていますので、是非お立ち寄り下さい。

 

 

八戸市美術館での展示「KANON」について

 山上新平展「KANON
会期:2024726日(金)〜87日(水)
会場:八戸市美術館 ギャラリー
https://hachinohe-art-museum.jp/exhibition/4103/

 

■【アカデミック・トーク/アートを読む】山上新平展『KANON』(場所・八戸市美術館)開催記念トークイベントあなたは人生の前に何を置きますか?〜人生の前に置いた写真と写真集〜

日時:令和6年7月27日(土)17:30~

ゲスト:山上新平さん(写真家)、町口覚さん(造本家/パブリッシャー)

場所:八戸市美術館 ギャラリー1

入場料:無料

定員:30名程度
※定員になりしだい受付を終了させていただきます。

申込: このページ下部の専用フォームからお申し込みすることができます。また、八戸ブックセンターのカウンター、電話(0178-20-8368)でもご予約を承っております。(展示・イベント会場である八戸市美術館は申込先ではありませんのでご注意ください。)

主催:bookshop M、八戸ブックセンター

 

 

◆書誌情報


『山上新平写真集「KANON」』

写真・文章:山上新平
文章:幅允孝
編集・造本設計:町口覚
デザイン:清水紗良(MATCH and Company., Ltd.)
判型:縦228mm /横171mm
頁数:本文200頁
写真点数:116点
仕様:フナオカキャンバス貼り丸背上製本
表紙・裏表紙に題箋貼り
背表紙にタイトル箔押し
スリーブケース入り
発行:bookshop M

写真集「KANON」の販売について
※展示期間中は、八戸ブックセンターでのみお求めいただけます。
※但しトークイベント(727日イベント開始前/終了後)のみ、八戸市美術館で販売いたします。

 

◆プロフィール

山上 新平(やまがみ・しんぺい)
写真家

1984年神奈川県生まれ。東京ビジュアルアーツ卒業後、イイノ・メディアプロを経て、写真家として活動をはじめる。驚くべき視覚能力を駆使し、徹底して被写体に対峙しながら、写真を描き出す。グループ展「LUMIX MEETS/ BEYOND 2020 BY JAPANESE PHOTOGRAPHERS #3」(パリ/東京、2016)を皮切りに、2017年には「Daikanyama photo fair competition」にて奈良美智賞を受賞。その後、「山上新平展」思文閣(東京/京都、2019)、「The Disintegration Loops」POETIC SCAPE(東京、2019)などを経て、2022年デザイナーの皆川明(ミナペルホネン)発行による初めての写真集『Helix』を刊行。2023年、東京都写真美術館が主催の「見る前に跳べ 日本の新進作家 vol.20」に選出され、同展に合わせて造本家の町口覚による『Epiphany』(bookshop M、2023)を刊行。また『liminal (eyes)』(bookshop M、2022)を刊行し、同名の展覧会を旧大佛次郎茶亭(鎌倉、2023)で開催。

 

町口 覚(まちぐち・さとし)
造本家、グラフィックデザイナー、パブリッシャー

1971年東京都生まれ。デザイン事務所「マッチアンドカンパニー」主宰。日本を代表する写真家たちの写真集の編集と造本設計、雑誌のエディトリアルデザイン、映画・演劇・展覧会のグラフィックデザインなど幅広く手掛ける。2005年、自ら写真集を出版・流通させることに挑戦するため、写真集レーベル「M」を立ち上げると同時に、写真集販売会社「bookshop M」を設立。2008年から世界最大級の写真フェア「PARIS PHOTO」に出展を続け、世界を視野に日本の写真集の可能性を追求すると同時に、日本の優れた紙・印刷・製本の技術を世界に伝える責務を全うしている。

 

 

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