【八戸が劇中で登場!パワープッシュ作品『窓/埋葬』】ワークショップ&朗読会
イベントは終了しました。皆様のご来場誠にありがとうございました。
青森市出身の舞台作家・平野明さんによる戯曲『窓/埋葬』(双子のライオン堂:刊)が今年4月に発売になりました。
この作品は平成22年に早川書房から発売された横田創さんの『埋葬』の舞台化のために書かれたものです。この戯曲は原作と異なり、舞台が青森県内に設定されていて、主要登場人物3人が勤めていたのが種差海岸にあるファミレスとなっていたり、「鮫町」「蕪島」「ラピア」などのワードが盛り込まれるなど、八戸も重要な場所となっています。
このたび、刊行を記念し、平野さんが所属する演劇ユニット手手によるワークショップと朗読会を開催いたします。部活や劇団などで活動をされている方はもちろん、演劇初心者の方にも楽しんでいただけるプログラムとなっていますのでお気軽にご参加ください。
■演劇ワークショップ
手手からのコメント:わたしたちは東京で舞台活動をしているユニット手手という団体です。今回は、見る・見られる経験を通して、舞台の楽しみ方や作品を観る力を育てることを目的に、演劇の初級ワークショップを開催します。身体の振る舞いから景色を見たり、言葉がなくても生まれる一体感を一緒に経験してみましょう。身体を動かしてこころの緊張をほぐし、皆さんとたくさんお話しできたら嬉しいです。演劇を観たことがない方も、経験者の方も、どうぞお気軽にお越しください。
日時:令和5年12月16日(土)12:30〜15:30(受付 12:15~/直接はっちレジデンスBにお越しください)
プログラムイメージ(予定):①それぞれの自己紹介 ②緊張をほぐすゲーム ③見る・見られるワーク ④台本を読んでみる(台本提供:平野明さん) ⑤振り返り
場所:八戸ポータルミュージアムはっち 5階 レジデンスB
講師:坂本彩音さん
参加料:無料
申込:このページ下部の専用フォームからお申し込みすることができます。また、八戸ブックセンターのカウンター、電話(0178-20-8368)でもご予約を承っております。※早退・遅刻・見学などのご希望がある場合はフォームの「申し込みイベント名」の欄に入力して送信ください。
主催:手手・八戸ブックセンター
■『窓/埋葬』朗読会
手手からのコメント:横田創さんの小説『埋葬』を窓をテーマに書き直した『窓/埋葬』を、ユニット手手が八戸ブックセンターにて朗読します。八戸から始まる物語を八戸で朗読することで、当たり前に感じる地元の風景や、大切な人に出会い直す時間になればうれしいです。終演後は、みなさんと表現や地元についてお話しできればと思います。ぜひお越しください。
日時:令和5年12月17日(日)14:00〜15:00(受付 13:45~)
※15:00の終演後トーク有り
場所:八戸ブックセンター読書会ルーム
出演:平野明さん、坂本彩音さん、石原朋香さん
参加料:無料
※ドリンクを飲みながらの参加も可能です。
申込:このページ下部の専用フォームからお申し込みすることができます。また、八戸ブックセンターのカウンター、電話(0178-20-8368)でもご予約を承っております。
主催:手手・八戸ブックセンター
◆ユニット手手について
東京で活動する演劇ユニット。2017年、武蔵野美術大学在学中の友人らで「夜のピクニック」結成。2022年「手手」に改名し、現在も活動を続ける。
◆講師・出演者プロフィール
平野明(ひらの・めい)
1997年⻘森県出身。作家。ユニット手手に所属。武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業。主な作品に「シアノタイプ(2019)」「まぶたのルート(2020)」がある。『窓/埋葬』は初の著書になる。
坂本彩音(さかもと・あやね)
1997年東京都出身。舞台俳優。ユニット手手に所属。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業。その後、映画美学校アクターズコース10期修了。主な出演作にままごと「わたしの星」、情熱のフラミンゴ「ドキドキしていた」、小田尚稔の演劇「よく生きろ!」等がある。
石原朋香(いしはら・ともか)
1996年東京都、北海道出身。俳優、デザイナー。主な作品に、劇団ロロ「BGM(2017)」やしゃご「ののじにさすってごらん(2020)」「てくてくと(2021)」かさねぎリストバンド「Parafull(2019)」がある。
◆書誌情報
『窓/埋葬』
著者:平野明
原作:横田創(『埋葬』早川書房・平成22年)
出版社:双子のライオン堂
定価:1,100円(税込)
刊行日:令和5年4月
ISBN:978-4-910144-09-2
詳細:https://liondo.jp/?page_id=3187