【アカデミック・トーク】ガリツィア:本で触れるヨーロッパの多様性と緊張ー世界は「最果ての地」をどう見る?

イベントは終了しました。皆様のご来場誠にありがとうございました。

 

令和5年11月26日(日)は、アカデミック・トーク「ガリツィア:本で触れるヨーロッパの多様性と緊張−世界は「最果ての地」をどう見る?」を開催します。

ポーランド南東部からウクライナ北西部にかけて扇形にまたがった最果ての地、「ガリツィア」。
日本ではあまり馴染みのない言葉で、聞いたことのある人は少ないかもしれません。
現在はそのほとんどがウクライナ領に属していますが、かつては多くのユダヤ系住民が生活しており、ポーランド人とウクライナ人の間で独自の社会を構築し、東南欧世界とは異なる多民族社会を形成していたとして、注目が集まっています。


民族の多様性は、社会のなかでどのような緊張を生むのか?
ガリツィアの歴史を専門にご研究されている八戸高専の佐伯彩先生をゲストに迎え、「最果ての地」に住み、戦争や国家に翻弄された人びとの歴史をたどりながら、現在にもつながる問題をあらためて考えます。

 

このトークイベントは佐伯先生によりワンテーマで選書していただいた企画「ひと棚」連携イベントです。

 

■アカデミック・トーク「ガリツィア:本で触れるヨーロッパの多様性と緊張−世界は「最果ての地」をどう見る?」

日時:令和5年11月26日(日) 14:00~

ゲスト:佐伯 彩さん(八戸工業高等専門学校 総合科学教育科 助教)

場所:八戸ブックセンター 読書会ルーム

入場料:無料
※ドリンクを飲みながらの参加も可能です。

定員:10名 
定員になりしだい受付を終了させていただきます。

申込:このページ下部の専用フォームからお申し込みすることができます。
また、八戸ブックセンターのカウンター、電話(0178-20-8368)でもご予約を承っております。

主催:八戸ブックセンター

 

佐伯彩さんからのコメント

ウクライナを含めた中東欧は、歴史的に大国間の政治・文化・宗教に関する境界地域でした。
青森もまさに日本の境界地域と言えるでしょう。
今回は私が研究している「最果ての地」であるガリツィアを含めた中東欧にみられるヨーロッパ社会の強調と緊張について、「ひと棚」で選定した本を中心にお話ししたいと思います。

 

◆ゲストプロフィール

 

 

 

 

 

 

 

 

佐伯 彩(さえき・あや)
※写真はポーランドのヴァヴェル城で撮影

大阪府河内長野市生まれ。奈良女子大学大学院修了。在学中にポーランド政府奨学金を受けて、ポーランドへ留学。専門は、近代ハプスブルク史、中東欧史。主に「ガリツィア」という地域の研究をしています。理工系学生に少しでも歴史に興味をもってもらえる授業を日々探究中です。

 

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0Share on Google+0
X


Facebook

読書会ルーム

カンヅメブース

ブログ

フリーペーパー

パワープッシュ

37人のことば