【アカデミック・トーク】<シリーズ・アートをよむ>棟方志功生誕120年スペシャルトークイベント

イベントは終了しました。皆様のご来場誠にありがとうございました。

 

 

令和5年9月10日(日)は、アカデミック・トーク<シリーズ・アートをよむ>「棟方志功生誕120年スペシャルトークイベント」を開催します。

 

青森市にある青森県立美術館と棟方志功記念館では、それぞれ棟方志功の生誕120年にあわせた展覧会が開催されています。

青森県立美術館で開催中の「メイキング・オブ・ムナカタ」は、棟方が居住し、あるいは創作の拠点とした青森、東京、富山の三つの地域を巡回する展覧会です。棟方と各地域の関わりを軸に、板画、倭画、油画といった様々な領域を横断しながら、本の装幀や挿絵、包装紙などのデザイン、映画・テレビ・ラジオ出演にいたるまで、時代特有の「メディア」を縦横無尽に駆け抜けた棟方の多岐にわたる活動を紹介し、棟方志功とはいかなる芸術家であったのかを再考する展覧会です。

そして棟方志功記念館で開催中の「友情と信頼の障屏画」では、障屏画を主とした作品を通して、棟方の多彩な芸術に影響を及ぼした友人や支援者との親交について紹介されています。障屏画とは屏風絵や襖絵など日本の伝統的な室内装飾画の総称で、棟方は折々で依頼を受け制作しており、本県初公開となる倉敷の大原邸に描いた肉筆画なども鑑賞することができます。今年度で閉館が決まっている記念館での、最後の大がかりな展覧会となっています。

 

今回のアカデミック・トークは、青森県立美術館の池田亨さんと棟方志功記念館の竹浪彩矢子さんをお招きし、各展覧会の見どころなどを解説いただきながら、棟方志功の作品の魅力に迫ります。

棟方の「本」にまつわる仕事や、注目が集まっている棟方志功記念館の建築や庭園に関することなどもご紹介する予定です。学芸員のお二人から貴重なお話を聞ける機会ですのでぜひご参加ください。

なお、棟方志功記念館のご協力によるグッズの販売や、関連本のフェアをブックセンター内で開催しています。展覧会・トークとあわせぜひお手にとってみてください。

 

 

■アカデミック・トーク<シリーズ・アートをよむ>「棟方志功生誕120年スペシャルトークイベント」

日時:令和5年9月10日(日)14:00〜

場所:八戸ブックセンター 読書会ルーム

ゲスト:池田亨さん(青森県立美術館学芸員)、竹浪彩矢子さん(棟方志功記念館学芸員)

入場料:無料

定員:15名程度
※定員になりしだい受付を終了させていただきます。

申込:このページ下部の専用フォームからお申し込みすることができます。
また、八戸ブックセンターのカウンター、電話(0178-20-8368)でもご予約を承っております。

主催:八戸ブックセンター

 

 

◆ゲストプロフィール

池田亨(いけだ・とおる)

青森県立美術館学芸員。
1964年静岡県伊東市生まれ。東北大学文学部美学西洋美術史専攻卒業。94年より青森県立美術館開館準備に携わる。郷土美術を主に担当。現在、美術統括監。

 

竹浪彩矢子(たけなみ・さやこ)

棟方志功記念館学芸員。
1988年青森市生まれ。京都女子大学文学部史学科卒業。白沙村荘橋本関雪記念館、青森県立美術館(教育普及)を経て、2020年より現職。

 

 

◆展覧会情報

 

「生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ」

会期:令和5年7月29日(土)〜9月24日(日)
場所:青森県立美術館
観覧料:一般1,800円/高大生1,200円/小中生以下無料
主催:生誕120年棟方志功展青森実行委員会
(青森県立美術館、棟方志功記念館、NHK青森放送局、NHKエンタープライズ東北、青森県観光国際交流機構)

 

「棟方志功生誕120年記念特別展 友情と信頼の障屏画」

会期:令和5年6月20日(火)〜9月18日(月・祝)
場所:棟方志功記念館
観覧料:一般550円/学生[専門含む]300円/高校生200円/小中学生無料
主催:棟方志功記念館


 

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