【『いつも だれかが 見ている』刊行記念】見えるもの と かたるもの

 


令和4年8月3日(水)より「眼差し」と「言葉」の交点に生まれた短編小説集『いつも だれかが 見ている』の刊行を記念して、八戸市美術館と八戸ブックセンターにて、写真・物語展「見えるもの と かたるもの」を開催します。

 

『いつも だれかが 見ている』では、オランダ在住アーティストであるヒロイ・クミさん&写真家アネケ・ヒーマンさんが撮り下ろした、国籍も性別もさまざまな写真の中の14人から、作家の大竹昭子さんが物語を紡いでいます。

 

この小説集の中に掲載されている、女性がベッドに横たわっている一枚の写真。
この写真の撮影にまつわる短編を大竹さんが新たに書き下ろしました。
どこで撮影したの? モデルは誰? なぜこの撮影に至ったの?
大竹さんが執筆した物語を、オランダで撮影されたヒロイさんとヒーマンさんによる写真と共に展示します。

 

八戸市美術館では物語の前半部分、八戸ブックセンターでは後半部分をご覧いただけます。

 

 

■『いつもだれかが見ている』刊行記念 写真・物語展 「見えるもの と かたるもの」

期間:令和4年8月3日(水)~8月29日(月)
(8月1日(月)は美術館のジャイアントルームでの搬入風景をご覧いただくことができます。)
場所:八戸市美術館 ジャイアントルーム、八戸ブックセンター 本の塔周辺
入場料:無料
主催:亜紀書房
共催:八戸ブックセンター
協賛:オランダ王国大使館

 

 

■ヒロイ&ヒーマンによるアーティストトーク

アーティストのおふたりが、過去の作品、制作過程や背景にある思いについて話します。

日時:8月3日(水) 18:00〜    イベントは終了しました。皆様のご来場誠にありがとうございました。
場所:八戸市美術館 スタジオ
参加無料
申込:このページ下部の専用フォームからお申し込みすることができます。
また、八戸ブックセンターのカウンター、電話(0178-20-8368)でもご予約を承っております。

 

 

■大竹昭子 トークイベント

大竹昭子さんに、『いつも だれかが 見ている』の執筆について伺います。

日時:8月5日(金) 18:00〜.   イベントは終了しました。皆様のご来場誠にありがとうございました。
場所:八戸ブックセンター 読書会ルーム
参加無料
定員:15名
申込:
このページ下部の専用フォームからお申し込みすることができます。
また、八戸ブックセンターのカウンター、電話(0178-20-8368)でもご予約を承っております。

 

■ワークショップ「見えるもの と かたるもの」

日時:令和4年8月6日(土) 14:00〜16:00    イベントは終了しました。皆様のご来場誠にありがとうございました。
会場:八戸市美術館(ジャイアントルーム) 
料金:無料(先着12名)
申込:このページ下部の専用フォームからお申し込みすることができます。
また、八戸ブックセンターのカウンター、電話(0178-20-8368)でもご予約を承っております。
※ワークショップの申込み締め切りは、7月31日(日)となっております。

 

八戸での展示とともに、大竹昭子さんと、ヒロイ&ヒーマンさんによるワークショップを開催します。 
写真を持ち寄り、それをみんなで言葉にするワークショップです。
スマホには写真がたくさん入っているけれど、見直す機会が減ってはいませんか。 
それらを言葉にすることで、見ること撮ることがもっと楽しく豊かなものになります。
参加ご希望の方には、八戸市美術館と八戸ブックセンターの道のりで見かけた風景やモノを前もって写真に撮って送っていただきます。
カメラはなんでも構いません。
みなさんに見せたいと思う写真をぜひお送りください!

大竹昭子さんからのメッセージ

「八戸ブックセンターから八戸美術館に歩いてみると、いろんなものが目に入るはずです。行きと帰りとでは視界が変わりますから、ぜひ同じ道を往復してみてください。ビルの上にあがったり、反対に地階からストリートに出たり、裏道や横道に入ったり、という瞬間にもシャッターチャンスは潜んでいます。

また時間を変えたり、ちがう天気のときに行ってみたりするのもおすすめです。知り尽くしているつもり場所でも、撮る意欲をもって見つめてみると、まったく別の顔があらわになるはずです。

このワークショップは写真の技術を学ぶものでも、うまくなるためのノウハウを伝えるものでもありません。いうならば「写真をどれくらい長く眺めていられるかに挑戦する」場です。撮ったものを参加者と一緒に見て言葉にしていくことにより、自分の眼を使って発見し驚く歓びがわきあがってくるでしょう!

写真は下手だし、とか、人に見せるのは恥ずかしい、なんて気持ちは捨ててぜひいらしてください。応募点数は一点ですが、どうしても選べないという方は複数お送りいただいても結構です。ワークショップが終わって外に出たら世界が輝いて見えた、そんな時間をみなさんと共につくりあげてみたいです」

 

 

◆書誌情報


『いつも だれかが 見ている』

発行:亜紀書房
定価:1,870円(税込)
刊行日:令和4年7月4日
ISBN:978-4-7505-1742-1

著:大竹昭子
写真:クミ・ヒロイ&アネケ・ヒーマン

 

 

◆ゲストプロフィール


大竹昭子(おおたけ・あきこ)

1950年東京生まれ。小説、エッセイ、ノンフィクション、批評など、ジャンルを横断して執筆。
短編小説集としては、『いつもだれかが見ている』は『図鑑少年』『随時見学可』『間取りと妄想』に続く4冊目。
人間の内面や自我は固定されたものではなく、外部世界との関係によってさまざまに変化しうることを乾いた筆致で描き出し、幅広いファンを生んでいる。
無類の散歩好き。
自ら写真も撮る。
朗読イベント「カタリココ」を主宰、それをもとに書籍レーベル「カタリココ文庫」をスタートし、年3冊のペースで刊行している。

katarikoko.stores.jp

 

 


クミ・ヒロイ&アネケ・ヒーマン

アーティスト/グラフィックデザイナーKumi Hiroi(1979年岐阜県生まれ)と、ポートレート写真家Anneke Hymmen(1977年ドイツ・ルーデンシャイト生まれ)のコラボレーションユニット。オランダ・アムステルダム在住。
非対称な見る・見られる関係性を、写真と文字を通して問う作品を制作している。
主な展覧会に、2017〜2018年「Remodeling」MelkwegExpo(アムステルダム)、State of Fashion(アーネム、ベルリン)、2021年「アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ、潮田 登久子、片山 真理、春木 麻衣子、細倉 真弓、そして、あなたの視点」資生堂ギャラリー。

 

 


「見えるもの と かたるもの」ちらしPDF

 

 

◆関連企画

『いつも だれかが 見ている』刊行記念トークイベント

日時:7月30日(土)18:00〜19:00 イベントは終了しました。

場所:渋谷Bunkamura地下1階特設会場

登壇者:大竹昭子 / 堀江敏幸

主催:NADiff

詳細:http://www.nadiff.com/?p=27703

 

 

 

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