【アカデミック・トーク】北村益の演武映像と北村小松

イベントは終了しました。皆様のご来場誠にありがとうございました。

『古稀美土里』(昭和12年発行)口絵・芭蕉洞前の主催者と百仙洞翁(八戸市立図書館蔵)


 

令和4年4月23日はアカデミック・トーク「北村益の演武映像と北村小松」を開催します。

第3、5代八戸町長を務め、神道無念流居合の免許皆伝だった北村益(1868〜1951)の映像が、昨年あらたに発見されました。

神道無念流は江戸時代に八戸藩へ伝わったもので、1991年に八戸市の無形文化財にも指定されています。映像は昭和16年に八戸市類家の百仙洞公園(現在の芭蕉洞公園)で撮影されたもので、息子で劇作家である北村小松が撮影した可能性があります。また、北村益の映像もこれまで発見されていなかったことから、大変貴重なものとなっています。

今回のイベントではその映像を特別上映。北村益、北村小松についても詳しく解説します。

なかなか観ることのできない映像資料ですので、ぜひこの機会にご参加ください。

 

 

◆北村益(1868〜1951)について

八戸市立図書館蔵


第3、5代八戸町長を務め、青年指導者、政治家、財界人、武芸家、文人と多彩に活躍。八戸町長時代には、鮫港修築、久八(久慈-八戸)鉄道の完成に尽くし、八戸銀行取締役や、八戸水力電気株式会社会長も歴任した人物です。八戸では珍しかったイギリス製自転車で東京〜八戸間を僅か4日間で走破したり、物産展や幻燈機上映会を催したりするなど、その生き方は息子の小松にも影響を与えています。

 

◆北村小松(1901~1964)について

八戸市立図書館蔵


大正期から昭和30年代にかけて劇作家・映画脚本家・小説家として活躍。日本初の本格的トーキー「マダムと女房」の原作脚本を担当し、雑誌「キネマ旬報」の人気映画年間ベストテンで第1位を獲得、文壇における自動車運転免許取得者第1号であったりとさまざまなエピソードを持ち、「モダンボーイ」と呼ばれた多才な作家です。

 

 

■アカデミック・トーク「北村益の演武映像と北村小松」

日時令和4年2月5日(土)14:00~ 
※新型コロナウイルス感染拡大のため、4月23日(土)14:00〜に再延期となりました。

場所:八戸ポータルミュージアムはっち 2F シアター2

講師:滝尻善英さん(青森県文化財保護協会副会長)

入場料:無料

定員:50名程度 
定員になりしだい受付を終了させていただきます。

申込このページ下部の専用フォームからお申し込みすることができます。
また、八戸ブックセンターのカウンター、電話(0178-20-8368)でもご予約を承っております。

主催:八戸ブックセンター

その他:新型コロナウイルス感染拡大防止のため、下記の対応を行います。
・マスクの着用、手指の消毒をお願いいたします。(消毒液は受付に設置いたします)
・今後の感染者数の状況によっては開催中止させていただく場合がございます。

 

◆講師プロフィール


滝尻 善英(たきじり・よしひで)

1957年、八戸市生まれ。御前神社神職。元高校教員。青森県文化財保護協会副会長・八戸市文化財審議委員。八戸工業大学感性デザイン学部非常勤講師。八戸市史編集委員会民俗班班長をはじめ青森県南・岩手県北地域の自治体史委員として携わる。その他、はちのへ川柳社会長、北方書道会会長

 

 

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