【新春記念】「暁斎と蕭白」W屏風特別公開(帆風美術館〜デジタル光筆画で見る屏風の世界〜)


令和412日(土)〜 126日(水)24日(月)※会期変更となりました。
新春記念「暁斎と蕭白」W屏風特別公開(帆風美術館~デジタル光筆画で見る屏風の世界~)を八戸ブックセンターギャラリーに特別展示いたします。貴重な機会となりますので、年始・成人式など、振袖姿でぜひ記念撮影にお足運び下さいませ。

 

八戸には、最先端技術(デジタル光筆複製)を用いて、日本美術作品を間近で見つめ、じかに触れることができる帆風美術館があります。

今回は新春記念として、帆風美術館所蔵の複製屏風2点を特別展示いたします。



■曾我蕭白(そが しょうはく)
獅子虎図屏風(しし とら ず びょうぶ) 原品:千葉市美術館蔵
1730
1781
京都で活躍した江戸中期の画家。伊勢の商人の子として生まれる。室町期の画家・曽我蛇足に私淑し、自ら蛇足十世と称した。画風は狂気に満ち、大胆な構図を、荒れ狂う如き筆遣いで描く。曰く、「画を望まば我に、絵図を求めんなら円山(応挙)がよかるべし」と。


■河鍋暁斎(かわなべ きょうさい)
左甚五郎と京人形図屏風(ひだりじんごろう と きょうにんぎょう ず びょうぶ) 原品:千葉市美術館蔵
1831
1889
幕末から明治にかけて一世を風靡した多才な浮世絵師、日本画家。茨城県古河市生まれ。翌年一家で江戸へ。歌川国芳、狩野家に学ぶ。最初「狂斎」等の画号で浮世絵制作。明治三年、筆禍事件で捕縛。翌年放免後、「暁斎」と改号。第二回内国博覧会で妙技二等賞牌(日本画の最高賞)受賞。
京人形は、歌舞伎や上方落語などで親しまれる。

 

上記2作品をブックセンターギャラリーに展示し、期間内はフォトスポットとして写真を撮影できるようにしています。

 

図録や美術書では味わえない、原寸再現の日本画をご堪能ください。

 


帆風美術館は、江戸時代の掛け軸を中心とした複製画専門の美術館です。デジタル光筆画という日本画の原寸複製画を入場無料で公開しています。
2008年1月、帆風八戸センター設立15周年を機に、お世話になった八戸の方々へ恩返しをしたいという思いから、帆風の技術を活用して楽しんで頂ける社会貢献事業(メセナ)として、複製画専門の美術館を開館しました。それ以来、複製画ならではの触って楽しめる企画展を開催しています。

 



デジタル光筆画 とは?
デジタル光筆画の制作には、撮影、スキャニング、レタッチ、プリントなど全ての工程で、帆風が培った印刷技術、カラーマネジメント技術を活かしています。
最大二億画素のデジタルカメラで撮影しているため、通常のカメラでは捉えられない細かなディテールまで再現できています。
本物の掛け軸は何枚もの布が重なってできていますが、デジタル光筆画では画像処理技術によって、一枚の紙に重なりや様々な質感を再現しています。

 

【開催決定!】新春 W屏風特別公開記念トークイベント『古美術屋さんとよもやま話 ~帆風美術館~』

「帆風美術館」副館長の・吉田章恵さんと、八戸ブックセンターとはお隣同士の「古美術まべちがわ」店主の松坂久恵さんとのトークイベントです。
帆風美術館の吉田さんならではの作品2点の見どころや<デジタル光筆複製画>技術のおはなし、
古美術商の松坂さんによる骨董の目利きからの作品解説など、蘊蓄・トリビア満載の気さくな座談会となっております。
参加料は300円(「まべちがわ」さんによるぐい呑みでの乾杯付)。
会場は八戸ブックセンター館内を予定しています。
事前予約は不要です。
入場制限等もありませんので、当日八戸ブックセンターまでぜひお気軽にお越し下さい。

 

日時:令和4年1月16日(日)13:00〜

場所:八戸ブックセンター館内

参加料:300円(「まべちがわ」さんによるぐい呑みでの乾杯付)

主催:帆風美術館 

お問い合わせ:帆風美術館 TEL 0178-20-1335   お問い合わせフォームはこちら (※休館日は月・火・土、月曜日が祝日の場合は開館、水曜日休館となります。)

 

インスタLive 配信決定!

1月16日のトークイベント「古美術屋さんとよもやま話〜帆風美術館」の一部をインスタグラムでLive配信します!

会場にお越しいただけない方はぜひ、インスタLiveでご参加ください。

配信はこちらのアカウントから。

 

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