【アカデミック・トーク】<シリーズ・アートをよむ>『一目散 豊島重之評論集』×青森県立美術館「東日本大震災10年 あかし testaments」トークイベント

イベントは終了しました。皆様のご来場誠にありがとうございました。

 

令和4年1月8日はアカデミック・トーク<シリーズ・アートをよむ>『一目散 豊島重之評論集』×青森県立美術館「東日本大震災10年 あかし testaments」トークイベントを開催いたします。

現在、青森県立美術館では「東日本大震災10年 あかし testaments」が開催されています。甚大な被害を及ぼした東日本大震災から今年で10年。時間と共にうすれゆく震災の記憶を、いかに次世代へとつなぎ、教訓を伝えていくか、時代の趨勢から取りこぼされてゆくものに目を向けてきたアーティストたちの作品をとおして考える展示となっています。

この展示には八戸市出身で演劇・美術・批評など多方面で才能を発揮した故・豊島重之も参加しており、令和3年12月に『一目散 豊島重之評論集』も書肆子午線から刊行されます。

今回のトークイベントでは4人のゲストをお迎えし、展覧会の作品や評論集の魅力などを紹介しながら、豊島重之の活動を振り返ります。

八戸ブックセンター館内では「あかしtestaments」図録や『一目散 豊島重之評論集』はもちろん、これまでのICANOF企画展図録など、関連書籍も販売いたします。この機会にぜひ足をお運びください。

 

 

■アカデミック・トーク<シリーズ・アートをよむ>『一目散 豊島重之評論集』×青森県立美術館「東日本大震災10年 あかし testaments」トークイベント 定員満数のため受付を終了いたしました

日時:令和4年1月8日(土)14:00~

場所:八戸ブックセンター 読書会ルーム

ゲスト(五十音順):菊井崇史さん(詩人)/高沢利栄さん(ダンスバレエリセ豊島舞踏研究所)/高橋しげみさん(青森県立美術館学芸員)/根本みをさん(集団たま。代表(『一目散』編集者))

入場料:無料
※ドリンクを飲みながらの参加も可能です。

定員:15名程度 
定員になりしだい受付を終了させていただきます。

申込このページ下部の専用フォームからお申し込みすることができます。
また、八戸ブックセンターのカウンター、電話(0178-20-8368)でもご予約を承っております。

主催:八戸ブックセンター

その他:新型コロナウイルス感染拡大防止のため、下記の対応を行います。
・読書会ルームの扉は開放して行います。
・マスクの着用、手指の消毒をお願いいたします。(消毒液は館内に設置しております)
・今後の感染者数の状況によっては開催中止させていただく場合がございます。

 

◆豊島重之(1946ー2019)プロフィール


演出家。キュレーター。精神科医。

1960年代、東北大学医学部在学中より、ダンス、演劇、美術、映像表現、出版など多ジャンルをまたいでの活動を開始。初期は美術家ダダカンこと糸井貫二氏との共同作業など。1968年より豊島舞踊研究所の芸術監督のほか、1980年代には「モレキュラーシアター」、並行して2000年代に「市民アートサポートICANOF」を駆動。独自に企画した「東北演劇祭」「国際カフカ祭」や、16年にわたる”ICANOFメディアアートショウ”などを八戸において主催した。海外の演劇祭招待作品も多数。医師としては、八戸市民病院に内科医として勤務後、のちに精神科医として青南病院、松平病院に勤務。生前に自身でまとめた初の評論集「一目散」が刊行されるほか、青森県立美術館で開催中の「あかし展」の展示作家として、その図録に自筆メモや公演写真ほか掲載。

 

 

◆ゲストプロフィール

菊井崇史(きくい・たかし)

大阪生まれ。2018年、書肆 子午線より詩集『ゆきはての月日をわかつ伝書臨』、『遙かなる光郷ヘノ黙示』刊行(『遙かなる光郷ヘノ黙示』は2012年著者自身による制作詩集の復刊)。詩の他に評論、写真等を発表。書籍や展覧会図録の編集等にもたずさわる(2017年から2018年にかけて足利市立美術館、沖縄県立博物館・美術館、渋谷区立松濤美術館を巡回した展覧会「涯テノ詩聲 詩人 吉増剛造展」図録、2020年足利市立美術館での写真展「瞬く皮膚 死から発光する生」図録等)。2021年12月刊行『一目散 豊島重之評論集』(書肆 子午線)制作に参加。

 

高沢利栄 (たかさわ・としえ)

ダンスバレエリセ豊島代表。1979年より豊島重之の活動に出演参加し、豊島主催の「東北演劇祭」「国際カフカフェスティバル」や「モレキュラーシアター」「市民アートサポートICANOF」の制作・事務局も担当。青森県立美術館建設検討委員ほか歴任。

 

高橋しげみ(たかはし・しげみ)

青森県大鰐町に生まれる。1998年、弘前大学大学院人文科学研究科を修了。青森県立美術館学芸主幹として郷土の美術、写真などを担当。2006年、青森県立美術館の開館記念展「シャガール~《アレコ》とアメリカ亡命時代~」、2009年、青森市出身で戦後に活躍した写真家・小島一郎の回顧展「小島一郎―北を撮る―」を企画。2013年、「種差 -よみがえれ 浜の記憶」を企画、 カタログ論文「よみがえれ 浜の記憶」が同年美術館連絡協議会カタログ論文賞優秀論文賞受賞。2016年、「生誕80周年 澤田教一:故郷と戦場」を企画。2017年、日本写真協会学芸賞受賞。

 

根本みを(ねもと・みを)

1983年福岡県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。
’92~’93 児童劇団カリン座所属。
’02~’03 目黒「アスベスト館」
’09~’16 赤羽「アルトー館」にて身体表現を学ぶ。
シアターカンパニー集団たま。代表

 

◆書誌情報


『一目散 豊島重之評論集』

著者:豊島重之
発行:書肆子午線
定価:3,850円(税込)
刊行日:令和3年12月
ISBN:978-4-908568-30-5

 

書影撮影:小原佐和子


『東日本大震災10年 あかし testaments』

監修:青森県立美術館
発行:インスクリプト
定価:4,290円(税込)
刊行日:令和3年11月16日
ISBN:978-4-900997-92-9

 

 

◆展覧会情報



※ちらし画像クリックで展覧会詳細ページを開きます

「東日本大震災10年 あかし testaments」

会期:開催中~令和4年1月23日(日)
休館日:12月27日(月)~31日(金)、2022年1月1日(土)、11日(火)
開館時間:9:30 – 17:00 (入館は16:30まで)
場所:青森県立美術館
参加アーティスト:北島敬三、コ・スンウク、豊島重之、山城知佳子
観覧料:一般 1,500円(1,300円)/高大生 1,000円 (800円)/中学生以下無料
※( )内はWebチケット料金。Webチケットはシステム利用料等別途165円が必要となります。
※心身に障がいがある方と付添者1名は無料

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