【パワープッシュ作家】髙森美由紀

三戸町在住作家・髙森美由紀さんのご著書「山の上のランチタイム」が令和元年11月に刊行されたのを記念し、八戸ブックセンターでは「パワープッシュ作家 髙森美由紀」と題し、さまざまな企画を開催いたします。

 

「山の上のランチタイム」は青森県南にある山のふもとのレストランを舞台に、そこにやってくる人たちとの交流が描かれる書きおろし小説です。地元の食材を使った料理や、豊かな自然の表現など、八戸の方にも親しみをもって読んでいただけるような作品となっています。

 

今回の企画では、青森を舞台にした作品も多く手掛けられている髙森美由紀さんの作品にあらためて触れる展示を開催するほか、1月には刊行記念イベントも予定しています。この他にもイベントを企画中ですのでぜひご期待ください。

それぞれの企画は随時このページでご紹介していきます。図書館や市内の書店さん、八戸ブックセンターで、髙森美由紀さんの作品を手にとってみてください!

 

 

書誌情報

「山の上のランチタイム」

著者:髙森美由紀 
発行:中央公論新社
定価:本体1,600円(税別)
刊行日:令和元年11月8日
ISBN:978-4-12-005247-7

http://www.chuko.co.jp/tanko/2019/11/005247.html

 

 

■ここにも注目!装幀を担当された鈴木久美さんの“こだわり” ポイント

  • とにかく「美味しそうな本」に!
    装幀を、自然をメインにするか、「食べ物」をメインにするか検討するなかで、鈴木久美さんの「これは美味しそうな本にしましょう!」という一声で装画がマメイケダさんに決定。綺麗で、“美味しそうな” 本が誕生しました。
  • テーブルクロスをイメージした紙を使用
    「見返し」と呼ばれる部分に使用されています。
  • ナチュラルテイストの表紙
    カバーを外すと、表紙は「木」や「土」を意識した茶色の紙が使われています。
  • レストランロゴ風の「山」&「カトラリー」に注目!
    カバー絵のペーパーナプキンの柄を参考に、鈴木さんが自作しています。
  • 目次はメニュー表風!
    各話に料理の名前が入っている目次は、まさに「メニュー表」です。

 

■八戸ブックセンタースタッフの”おすすめ”ポイント

  1. 地元の食材や山の食材を使った料理がたくさん登場!
    意外な食材を組み合わせた料理や、身近な食材が使われている料理などが登場し、その調理の過程もおいしそうな表現で描かれています。
    ・チーズがとろ~っと溶け出す新鮮セリ入りライスコロッケ
    ・バター醤油味の菜の花と姫竹のペンネ
    ・白金豚(花巻市)のジェノベーゼ
    ・スチューベンのパンナコッタ
    ・小川原湖のヤマトシジミのパスタ  など
  2. 「いのち」と「食」のかかわりについて伝える物語
    山の恵みや、動物の存在など、「食べる」という行為のすぐそばに「いのち」があることをしっかりと伝えてくれる物語です。読み終わったあとは、「食べることはいのちをいただくことなんだな」と改めて感じます。
  3. キャラクターが魅力的!
    「葵レストラン」のオーナーシェフ・明智登磨は、25歳にして地元にUターンし、レストランを開業。和洋中スイーツなんでも作れて身長180cmオーバーのイケメン。飄々として安穏とした人柄ですが、動物の解体もできるようなワイルドな面も。一緒に働く中学生の甥・瑛太や、失敗も多いけれども舌には自信がある美玖など、個性的なキャラクターが物語を盛り上げます。

 

■展示・販売企画「パワープッシュ作家 髙森美由紀」

八戸ブックセンター館内で髙森美由紀さんのご著書の展示・販売を行います。

期間:令和元年11月上旬~
場所:八戸ブックセンター

 

■「髙森美由紀の世界 ~「山の上のランチタイム」刊行記念図書展示~」 終了しました

八戸市立図書館、八戸市立南郷図書館、八戸市図書情報センターで髙森美由紀さんのご著書の展示を行います。
「山の上のランチタイム」とともに、これまでの作品もこの機会にぜひご覧ください。

期間:令和元年11月1日(金)~11月24日(日)
場所:八戸市立図書館、八戸市立南郷図書館、八戸市図書情報センター

 

 

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