【アカデミック・トーク】<シリーズ・アートをよむ>昭和十四年『青森縣出身の在京藝術家座談會』の芸術家たち
イベントは終了しました。皆様のご来場誠にありがとうございました。
平成31年2月2日は青森県立美術館で開催中のコレクション展にあわせ、展示内の特別企画である「昭和十四年『青森縣出身の在京藝術家座談會』の芸術家たち」の概要や見どころを解説するイベントを開催いたします。
昭和十四年、総合雑誌『月刊東奥』へ収録するため、東京を拠点に活動していた、文学、美術、舞踏など、さまざまな分野にわたる青森県ゆかりの31名が招かれ、東京日比谷公園近くの「松本楼」で座談会が開催されました。
長部日出雄によって書かれた棟方志功の伝記には、このときの棟方志功と太宰治の緊張感あふれるやりとりも記されていますが、青森県立美術館での今回の展覧会では座談会のようすを各人の視点に基づいて紹介しています。
当時活躍した女性芸術家や芸術家たちそれぞれの郷土への思い、彼らの言葉から浮かび上がる時代状況など、見どころたくさんの展示を解説してくださるのは、同展示を担当されている青森県立美術館学芸員の高橋しげみさん。
文学に興味のある方はもちろん、美術や歴史などに興味のある方もぜひご参加ください。
■アカデミック・トーク<シリーズ・アートをよむ>「昭和十四年『青森縣出身の在京藝術家座談會』の芸術家たち」
日時:平成31年2月2日(土)14:00~16:00
場所:八戸ブックセンター 読書会ルーム
ゲスト:高橋しげみさん(青森県立美術館 美術企画課学芸主幹)
入場料:無料
ただし、原則ワンドリンク制とさせていただきます。入場時に八戸ブックセンターのカウンターでドリンクをご注文ください。
定員:20名
定員になりしだい受付を終了させていただきます。
申込:このページ下部の専用フォームからお申し込みすることができます。また、八戸ブックセンターのカウンター、電話(0178-20-8368)でもご予約を承っております。
主催:八戸ブックセンター
◆ゲスト・プロフィール
高橋しげみ(たかはし・しげみ)
青森県大鰐町に生まれる。1998年、弘前大学大学院人文科学研究科を修了。青森県立美術館学芸主幹として郷土の美術、写真などを担当。2006年、青森県立美術館の開館記念展「シャガール~《アレコ》とアメリカ亡命時代~」、2009年、青森市出身で戦後に活躍した写真家・小島一郎の回顧展「小島一郎―北を撮る―」を企画。2013年、「種差 -よみがえれ 浜の記憶」を企画、 カタログ論文「よみがえれ 浜の記憶」が同年美術館連絡協議会カタログ論文賞優秀論文賞受賞。2016年、「生誕80周年 澤田教一:故郷と戦場」を企画。2017年、日本写真協会学芸賞受賞。