『装いの翼』(岩波書店)刊行記念 トークイベント「三人の女性の、服と人生の物語~いわさきちひろ、茨木のり子、岡上淑子~」
令和7年11月1日(土)は、『装いの翼』(岩波書店)刊行記念 トークイベント「三人の女性の、服と人生の物語 ~いわさきちひろ、茨木のり子、岡上淑子~」を開催いたします。
ゲストには、『装いの翼』の著者である行司千絵さんと、ちひろ美術館・東京 学芸員の原島恵さんをお招きいたします。
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2025年9月26日、岩波書店より刊行された『装いの翼』。
著者である行司千絵さんは、京都新聞の新聞記者として活躍されてきましたが、独学で学び手がけた洋服づくりが話題を呼びました。2020年には、『服のはなしー着たり、縫ったり、考えたり」(岩波書店)を刊行。ジャーナリストとしての見識、そして服をつくることで得た経験から、服と個人と社会について綴り、大きな反響を呼びました。
今回刊行された『装いの翼』では、三人の表現者――絵本画家・いわさきちひろ、詩人・茨木のり子、美術作家・岡上淑子という、日々の装いを大切にし、暮らしの中でも美を愛おしむという共通点をもった三人の人生の物語を描いています。丹念な取材と探求をかさねた、行司さん渾身の描き下ろし作品です。
本書の刊行をきっかけに、ちひろ美術館・東京では「装いの翼ーいわさきちひろ、茨木のり子、岡上淑子」展を2025年10月31日より開催。展覧会を担当された原島恵さんにも、今回のイベントゲストとしてご登壇いただきます。
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イベント開催にあわせ、ブックセンターでは『装いの翼』刊行記念フェアを開催中です。京都の老舗和菓子店「塩芳軒」特製のお干菓子「装いの翼」を特別販売いたします。11月1日のイベント会場でも販売いたします。(なくなり次第終了となります)
くわしくはこちらから。
■本のまち読書会「『装いの翼』(岩波書店)刊行記念 トークイベント「三人の女性の、服と人生の物語 ~いわさきちひろ、茨木のり子、岡上淑子~」」
日時:令和7年11月1日(土)14:00~
場所:八戸市美術館 スタジオ
ゲスト:行司千絵さん(『装いの翼』著者・新聞記者)、原島恵さん(ちひろ美術館・東京 学芸員)
入場料:無料
定員:30名程度
定員になりしだい受付を終了させていただきます。
申込:このページ下部の専用フォームからお申し込みすることができます。
また、八戸ブックセンターのカウンター、電話(0178-20-8368)でもご予約を承っております。
主催:八戸ブックセンター
◾️ゲストプロフィール
行司 千絵(ぎょうじ・ちえ)
京都新聞社記者.独学で洋裁を習得し,3歳から93歳まで約80人に服を作る.服の個展に「母と私の服」(西宮阪急),「おうちのふく」(フォイルギャラリー)など.著書に『おうちのふく――世界で1着の服』(FOIL),『服のはなし――着たり,縫ったり,考えたり』(岩波書店)など.

撮影:五十嵐美弥
原島 恵(はらしま・めぐみ)
ちひろ美術館(東京・安曇野)シニア・アソシエイト、主任学芸員。専門は近・現代の美術、現代絵本とイラストレーション。
◆書誌情報
『装いの翼』
著者:行司千絵
発行:岩波書店
価格:2,640円(税込)
ISBN:978-4-00-025477-9
刊行日:2025年9月26日
『服のはなしー着たり、縫ったり、考えたり」
著者:行司千絵
発行:岩波書店
価格:1,980円(税込)
ISBN:978-4-00-061443-6
刊行日:2020年12月16日
お申し込みフォーム
※申し込みイベント名の欄に「11/1 装いの翼トーク」とご入力ください。