【ギャラリー展】紙から本ができるまで展 佐藤時啓ー八戸マジックランタンー 展覧会図録ができるまで
八戸市では、美術館が「写真のまち八戸」として各種写真展を、八戸ブックセンターが「本のまち八戸」として本に関する展示やイベントを行ってきました。
今回、八戸市が展開してきたこの2つの施策を横断する企画として、八戸ブックセンターでは美術館で開催する「佐藤時啓−八戸マジックランタン–」の図録の制作に焦点を当てた展示「紙から本ができるまで展 佐藤時啓–八戸マジックランタン–展覧会図録ができるまで」を行います。
写真作品がどのように印刷され、本になるのか。
その過程が分かる貴重な機会となっております。
ぜひ、図録と併せてお楽しみください。
ギャラリー展「紙から本ができるまで展/佐藤時啓−八戸マジックランタン–展覧会図録ができるまで」
期間:令和4年10月29日(土)〜令和5年1月9日(月・祝)
場所:八戸ブックセンター ギャラリー
入場料:無料
主催:八戸ブックセンター
協力:三菱製紙八戸工場
■関連イベント
記念トークイベント
日時:令和4年12月10日(土)14:00~15:30
場所:八戸ブックセンター 読書会ルーム
ゲスト:松本知己さん(T&M Projects)、野村浩さん(グラフィックデザイナー)
詳細:https://8book.jp/bookcenter/5453/
◆書誌情報
『佐藤時啓−八戸マジックランタン–』
テキスト:佐藤時啓、飯沢耕太郎、伊藤俊治、平野啓一郎、齊藤未来
編集:松本知己
翻訳:ジョエル・デカント、シャノン・モラレス、スチュアート・エアー、ホール香子
デザイン:野村浩
印刷・製本:株式会社山田写真製版所
発行:八戸市美術館
制作・販売:T&M Projects
販売価格:3,600円(税別)
ISBN:978-4-909442-37-6
◆プロフィール
松本知己(T&M Projects)
2014年にT&M Projects を立ち上げ、美術書や写真集などの出版・編集を手掛けている。志賀理江子、田附勝、山本昌男、山元彩香といった日本人作家をはじめ、アンデルス・ペーターセンやリン・チーベンなど国内外の作家の作品集を出版。また出版業のほかにも、多くのクリエイティブ案件のディレクションも手掛けている。
野村浩
美術家。デザイン業務兼業。写真を中心にメディアを横断する作品を発表。ゲストキュレーターとして平成30 年度横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展「暗くて明るいカメラーの部屋」(横浜市民ギャラリーあざみ野)、中国・成都のA4 Art Museum に巡回。『CAMERAer』(go passion)とその関連展示で第31 回写真の会賞受賞。個展に「Ocellus」(2021 年/ POETIC SCAPE)など多数。現在POETIC SCAPEにて「KUDAN」展(2022 年11月20日まで)を開催中。
◆三菱製紙八戸工場について
操業開始は1967 年。震災や経済変動の荒波を乗り越え、国内有数の製紙工場として、また地域を支える地元産業として、半世紀以上にわたり良質な紙をつくりつづけてきた。近年は、企業間連携によるバイオマス発電事業への着手や家庭紙工場の新設など、未来を見すえた基盤強化を着実に進め、さらなる飛躍を目指している。