令和5年12月4日で八戸ブックセンターは開設7周年を迎えました。

この一年は井上奈奈さんの作品を八戸ブックセンターが初めて出版物として発行したり、国内外で活躍するアーティストである飯田竜太さん、太田泰友さんによる史上初のコラボレーションを展示したりと、新たな試みにチャレンジすることができました。

また、高瀬乃一さんの日本歴史時代作家協会新人賞の受賞や、髙森美由紀さんの作品が映画化されるなど、地元作家さんの活躍のニュースが多いなか、「超ショートショート講座」に参加した高校生や、ZINEの制作に挑戦中のHACHINOHE ZINE CLUBメンバーによる活動などを通して、作品が生まれる場所としても活気付いた一年でした。

8年目の12月に入り、日本初の女性記者として有名な、八戸出身の羽仁もと子をとりあげたギャラリー展　羽仁もと子生誕150年記念展「羽仁もと子とわれらの研究室」を開始しました。また、子どもから大人まで、より幅広い世代の方が本に親しんでいただけるよう、開設以来で初の大規模な棚のリニューアルを実施しています。

今後も、「本のまち八戸」の拠点として、利用される皆様のご意見を大切にしながら、企画事業を充実させてまいります。変わらずご愛顧・ご支援のほどよろしくお願いいたします。